Just限定 テンキーレスRealforce NG02J0/NG22J0 発売 
2008.12.21.Sun / 20:03 

ジャストシステムOEMのJIS配列テンキーレスRealforceが、2年振りに白と黒で再登場です。




Realforceテンキーレスキーボード 仕様比較表(抜粋)

型番 通称 接続方式 キー数 Win
App
キー荷重 キー刻印 筐体 LED DIP 初出 入手性
(*)
     NG02J0 JUST限定
91白2
USB 91 45g均一 昇華 × '08/12
限定300
NG22J0 JUST限定
91黒2
レーザー '08/12
限定300
NG01J0 JUST限定
91白
変荷重 昇華 '06/12 ×
限定550
NG11J0 JUST限定
91黒
レーザー '06/12 ×
限定750
DRTCKB
91UBK
DHARMA
TACTICAL
KEYBOARD
(91SUBK)
30g均一 レーザー
かな無し
太字
'08/05
NG02B0 91UDK-G 45g均一 昇華(墨)
かな無し
'08/11
NG01B0 91UBK 変荷重 レーザー
かな無し
× '05/12
(*) ◎…現行品  ○…限定品  ×…限定売切品

 テンキーレスJIS 91キー標準配列、WinApp付き、45g均一荷重、USB接続。CtrlCapsLockEsc半角/全角スワップやATOK専用ショートカット設定などが可能なDIPスイッチを装備、筐体カラーは白と黒。上記キースワップ用のCtrlCapsLockや、標準品のPrintScreenScrollLockPauseキーキャップ、それにキートップリムーバーが付属。型番は白モデルが[NG02J0]、黒モデルが[NG22J0]。ジャストシステムから12月16日発売開始、同25日出荷開始、価格はオープンプライスで、直販サイトでは¥19,800。


 先代モデル[NG01J0]・[NG11J0]と比べて最大の相違点は、キー荷重が変荷重から45g均一に変更されたことでしょう。あと目が行くのは、先代同様Escが赤色である点、それに先代では同系色だった右上3つのATOKキーも、今回は赤色に変更されている点です。それからAppの天面がPrintScreenになり、前面に遠慮がちにApと表記されています。これはDIPスイッチでATOKキーモードにしている時の、PrintScreenの場所を意味するのでしょうか。どうやら白モデル黒モデルとも変わらないようで、少し興味があります。あとWinがエンボス調クリア仕上げのデザインとなっており、これはWindows Vistaの課した不愉快な踏み絵として、最近の姉妹製品と変わりないようです。


 さて、今回のモデルの位置付けを考えるとき、直接の比較対象は、先代モデルよりも、むしろ先日発表されたばかりの、91UDK-Gの方になるのでしょうか。45g均一荷重、CtrlCapsLockEsc半角/全角スワップ可能という共通点を踏まえると、残りの相違点としては、一般的な刻印色・赤色Justカラー・ATOKキー機能実装のJustモデルと、墨刻印・WinApp不要派にも対応のDIATECモデル、という図式が浮かび上がります。


 ただどちらを選ぶかと訊かれれば、幾分割高であっても、没個性に徹し、製品本来の魅力を湛えている、DIATECの墨刻印の方を個人的には選ぶと思います。以前の拙別記事(Just限定 Realforce SJ08J0 発売)でも書いたのですが、やはり「ブランド」というものを語るうえで、誰もが持ち得る共通認識としての「憧れ」や、「所有することの悦び」というものをしっかりとユーザーに提示出来ていない限り、単にハンコを押したように安っぽいロゴを押し付けたところで、ユーザーにとっては有難迷惑だと思うのです。


 これがゼロハリバートンポルシェデザインとのコラボレーションで、筐体はヘアライン処理のアルミ材、ロゴもさり気無く裏面の製造タグにひっそりと併記されている、という程度であれば、むしろどういうブランドの製品なのかと、奥ゆかしい気持にもなりそうなものですが、皆さんは如何思われますか?


 コンピューター業界というのは、日進月歩どころが秒進分歩とまで言われるテンポの速い業界です。クルマやアクセサリーなどの業界とは違い、積み上げ背負って来た歴史よりも、いま市場に提示できるパフォーマンスで全てが評価される側面もあるでしょう。そういう中にあって、キーボードというのは、昔から基本的機能に変化が無く、比較的安定した分野ではないでしょうか。もちろん、コスト削減の最右翼として、標準添付のものにまともな打鍵感は求めるべくも無い、というのが大方の実情ではあります。であればこそ、ユーザー側にも、流行り廃りのしない「逸品」を別に(あつら)えたくなるニーズは当然ながらあり、そうなると絶対的な性能以外にも、末永く所有していくうえでの「愉しみ」「ステータス」となる要素も欲しくなってくると思うのです。


 価格差にして¥2,700。この安さ分を、広告を背負う代わりにリベートを受けられる、トヨタのカーバイトのようなものと割り切れるなら、幾分廉価な本品という選択肢もアリではないでしょうか。或いはATOKユーザーで、かつあのカスタマイズ性の無い奇妙なショートカット群を、便利と感じることが出来れば、それもまた。いずれにせよ、ユーザーにとって選択肢があるということは、歓迎すべきことではありそうです。




[参考リンク]
製品紹介 冒頭ページ(Just MyShop)
製品紹介 [NG02J0]白(Just MyShop)
製品紹介 [NG22J0]黒(Just MyShop)

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