Realforceシリーズ 公私近況 
2008.04.02.Wed / 23:03 

Realforceシリーズの、市場における最近の動向と、個人的な近況を記してみます。




■ 市場動向


 まずは拙別記事(Realforceシリーズ 概観)から仕様比較表を抜粋。


Realforceシリーズ 仕様比較表(抜粋1)

型番 通称 接続方式 キー数 Win
App
キー荷重 キー刻印 筺体 LED DIP 初出 入手性
(*)

SA0100 108UH USB 108 45g均一 昇華 × '07/04
SJ08B0 108UBK USB 108 変荷重 レーザー
かな無し
× '08/01
SJ08J0 JUST限定
108
USB 108 45g均一 レーザー × '07/12 ×
(限定600)
NG01B0 91UBK USB 91 変荷重 レーザー
かな無し
× × '05/12
(*) ◎…現行品  ×…限定売切品

 拙別記事(Just限定 Realforce SJ08J0 発売)にも書きましたが、JustSystemから[SJ08J0]が500台限定で発売されたのが、'07年12月。黒筐体・45g均一荷重・WinApp付き・USB接続・そしてEscキーを赤、LEDを橙に変更したJust限定仕様で、3月下旬現在、完売したまま入手不可の状態です。

※ 4月中旬に100台限定で増産されたようですが、また売り切れとなっているようです。('08/05)


 また1月下旬からは、各一般ショップから[SJ08B0]が発売されています。先のJust限定モデル[SJ08J0]と比べ、こちらは変荷重・かな無し・ノーマルEsc・青色LED仕様で、91UBK[NG01B0]に馴染みのある人には、そのフルキーボード版と言えば理解が早いかもしれません。ちなみに現在でも東プレ公式サイトへは掲載されておらず、かねてからの同社ラインナップの迷走振りと並び、ビジネスに対する姿勢としては、理解に苦しむところではあります。

※ ページリニューアルに伴い、やっと掲載されたようです。('08/08)


Realforceシリーズ 仕様比較表(抜粋2)

型番 通称 接続方式 キー数 Win
App
キー荷重 キー刻印 筺体 LED DIP 初出 入手性
(*)

ML0100 101 PS/2 101 × 変荷重 昇華 黄緑 × '03/04
ML01K0 101W PS/2 101 × 変荷重 昇華
ハングル
黄緑 × '07/07
ML11K0 101B PS/2 101 × 変荷重 レーザー
ハングル
黄緑 × '07/07
SE0100 103 ? 103 ? 昇華 ? × '07/09 □×
試作機
SE1100 103UW PS/2 103 変荷重 昇華 黄緑 × '07/12 □×
試作機
(限定10)
SE11B0 103UB PS/2 103 変荷重 昇華(墨) 黄緑 × '07/12 □×
試作機
(限定10)
SE15K0 86UKW USB 86 変荷重 昇華
ハングル
(*)
× '08/04
SE05K0 86UKB USB 86 変荷重 昇華(墨)
ハングル
(*)
× '08/04
(*) ◎…現行品  ×…限定売切品・一般入手不可品  □…国内未発売品
(*) 先行予約分200台には英語キーキャップもバンドルされる模様。

 それから台湾向けという、WinApp付きASCII配列の、Realforce103をネット上で見掛けました(*1)。デフォルトでは[ML0100]同様のアルファベット刻印で、オプションとして繁体字入力用の字根が刻印されたキートップや、Winキー固定板もあるようで、型番に"U"がつくものの、接続方式はPS/2となっています。その後各所の情報を総合すると、どうやら黒・白モデルとも10台限定の試作品であり、それがそのままスポット的に市場に流れたらしいようです。


 ということで、現時点ではどこへも正式発売されていないようですが、今夏、お隣韓国でUSB接続となって発売されるようです。同時に日本でも発売が待たれる、ASCIIテンキーレスの発売もかなり有力なようで、WinApp付き・USB接続・ハングル刻印・黒/白両モデルが、レオポルドという韓国のショップから発売されるようです。このショップでは既に、ハングル刻印の101黒も発売されているようで、そのような実績も勘案すると、実現の可能性はかなり高いようです。


 いずれにせよ、日本の一鍵盤愛好家として、そのような話題自体は大歓迎ですが、お膝元の日本が、東プレから一切蚊帳の外に置かれている現状は、悲しい限りというか、首をひねりたくなるばかりです。物理的なキーレイアウトは、韓国語・英語(ASCII)とも共通ですので、東プレは潜在的なニーズを、日本よりも、お隣の韓国に見ているのでしょうか? 日本で場当たり的・五月雨(さみだれ)式に小ロットを散発している現状を考えると、勿体付けず、まずは200台位で日本市場の感触を見たらどうなのだろうと、思わず独りごちてしまいます。


 ところで私の場合、WindowsOSの操作上Winは欠かせませんので、JIS配列でWinの無い106キーボードの場合は、近場の無変換Winにリマップすることで、なんとか凌いでやって来ました。その点ASCII配列でWinの無い101というのは、スペースが押しやすい反面近場にWinの逃がし所が無く、それ故タッチや素性の良さそうな鍵盤であっても、これまで横目で睨みつつ、我慢してきた経緯があります。


 今回これらRealforce86/103の発売が実現するなら、そういったWin問題とも無縁の訳で、また取り回しの良さから個人的にUSBが好みのこともあり、大変魅力的に映ります。ただBIOS操作やスタンバイ復帰時の安定性、完全なNキーロールオーバー(*2)などからPS/2を望む声も根強く、この点は好悪分かれるかもしれません。いずれにせよ国内正式発売を強く願ってやみません。皆さんはASCII配列キーボードを選ぶとして、PS/2とUSB、Win/Appの有りと無し、どの組み合わせが理想ですか?




■ 個人的な近況


Realforceシリーズ 仕様比較表(抜粋3)

型番 通称 接続方式 キー数 Win
App
キー荷重 キー刻印 筺体 LED DIP 初出 入手性
(*)

LA0200 106S PS/2 106 × 30g均一 昇華 黄緑 × '03/01
FD0100 45g均一
OEM
PS/2 106 × 45g均一 昇華 黄緑 × '04/12
FD01D0 無刻印 PS/2 106 × 45g均一 無し 黄緑 × '04/12 ×
(限定200)
SJ08B0 108UBK USB 108 変荷重 レーザー
かな無し
× '08/01
(*) ◎…現行品  △…型落品  ×…限定売切品

 所有する全ての鍵盤の中にあって、仕事場ではRealforce106S[LA0200]が、自宅では無刻印[FD01D0]が、このところずっと常用の座を占めています。とはいえ両方とも積極的にご指名だった訳ではなく、気の向くままにあれこれと取り替えていった挙句、その必要を感じないほど快適なので、結果的にそのまま落ち着いているというのが実情です。


 ところで所有するRealforceシリーズを振り返ってみると、上記[LA0200]・[FD01D0]のほか、OEM版の[FD0100]があり、狙った訳ではないのですが、いずれもPS/2の等荷重モデルばかりです。以前は次の購入候補として、変荷重テンキーレスかWinApp付きフルキーボードかを悩んでいましたが、現在では変荷重・WinApp付き・USB接続という点で、108UBK[SJ08B0]も結構いいなと、ボンヤリ考えたりもしています。


 Realforceの魅力を再確認し、購入の踏ん切りをつける為にも、近く分解清掃の報告も兼ねて、上記3機種のレビュー記事でもアップ出来たらいいなと思っています。




(*1)
[参考リンク: 老貓的Blog [無接點靜電容量式鍵盤] Realforce 103 介紹 P.1〜3]
http://www.iqmore.idv.tw/archives/97/1
http://www.iqmore.idv.tw/archives/97/2
http://www.iqmore.idv.tw/archives/97/3

(*2)
「Nキーロールオーバー」と「同時押し」について、大変参考になる記事があります。
キーボードの同時押しについて

テーマ:PC周辺機器 - ジャンル:コンピュータ
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