diNovo の記事一覧
diNovo Edge 日本国内発売 
2007.07.28.Sat / 21:55 

diNovo Edgeが日本国内でも発売されるようです(8月10日予定)。



diNovo Edge日本版

[ロジクール 公式プレスリリース]
http://www.logicool.co.jp/index.cfm/172/3574&&cl=jp,ja

[ロジクール 製品紹介]
http://www.logicool.co.jp/index.cfm/keyboards/keyboard/devices/192&cl=jp,ja


 日本国内発売とは言うものの、キー配列は先に発売された英語版(米国版)と全く変わらず、実質上はパームレスト部やスタンドのロゴが"Logitech"から"Logicool"に変更されただけのようです。ということで詳しい仕様をご所望の向きは、米国版に関する拙別記事(diNovo Edge 発売)をどうぞ。これまで個人輸入や一部通販しか入手ルートが無く、また製品保証も受けられなかったことを考えると、国内での正式発売を歓迎する向きも多いことでしょう。8月10日発売、価格は税込¥24,800とのこと。


 私個人はdiNovoファンとして、惚れた者の弱みで盲目的に米国版を購入したのですが、やはりキー配列に対する違和感は如何ともし難く、結局は縦置きスタンドの省スペース性も手伝って、今では単なる部屋のオブジェに成り下がっています。


 むしろ今回の発売で私が気になったことは、"Logitech"ロゴと"Logicool"ロゴの分化が随分はっきりしてきたな、ということです。MX-1000/MX-610世代では一律"Logitech"でしたが、MX-R/VX-Rあたりから"Logicool"ロゴがお目見えするようになって来て、その後のV-320/V-450なども同様です。


 ちなみに以前はどうだったのだろう? と思ってV-200のページを見ると、"Logicool"となっています咄嗟(とっさ)に手許の実機を見ると、あれれ? "Logitech"です。昔のプレスリリースを見ると、やはり"Logitech"。サイトリニューアルに伴う、CADによる悪戯なのでしょうか。まあこんな細かいことを云々(うんぬん)しているのは、Logiマニアの私くらいのものでしょうけれど。


 ともあれ、ワイヤレスプレゼンターのBM-1000、そしてマウスのMX-900以来、Bluetoothデバイスがまた国内でも発売されるのは、素直に歓迎したく思います。Bluetoothは汎用通信プロトコルですし、diNovo EdgeのドングルはUSBメモリタイプのコンパクトなものですので、これをインフラとして各社Bluetoothデバイスの裾野が更に拡がってくれたら、Logi社、各社、そして何よりエンドユーザーの皆がもっと幸せになれるのではないでしょうか。




[参考リンク]
ロジクール、スタイリッシュキーボード「diNovo Edge」を国内販売(Impress PC Watch)
写真で見る「diNovo Edge」(Impress PC Watch)
“TouchDisc”装備のBluetoothキーボード「diNovo Edge」(ITmedia +D PC USER)
ロジクール、高級感溢れるワイヤレスキーボード「diNovo Edge」を発表(マイコミジャーナル)

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diNovo Cordless Desktop レビュー (1/2) 
2006.10.08.Sun / 23:32 

日本語JIS配列版diNovoのレビューです。前半の本記事(1/2)では、外観など主にハード面を取り扱います。後半の記事(2/2)で、ソフト面や実際の運用について取り扱います。diNovoのラインナップなど、全体像を概観したい方は、diNovo 概観の記事をどうぞ。




■ 開梱前


 ニューメリックパッド(NumericPad)と名付けられたテンキー部と、MCO-50同等品のマウスが顔を覗かせています。パッドの液晶部は、展示中も質感を再現するため、ダミーのシールが貼られていて、ちょうと携帯電話の店頭モックアップのようです。


diNovo 日本語版 パッケージ表  diNovo 日本語版 パッケージ裏


 箱のサイズは、約25 x 52 x 7cm。通販で配達してもらったり、郊外の家電店へ車で買い出し、というのであればいいのですが、電車などで持ち帰るとなると、少し嵩張(かさば)りそうです。



■ 全景


 マウスは電池式のため、充電用アダプターがありません。接続もUSBのみですので、Bluetooth 1.1/1.2版に比べ、幾分すっきりした印象です。メインキー部の両脇やテンキー部の右側には、メディアボタン類が鎮座している所為で、全体の横幅は、一般のフルサイズキーボードより、かなり幅広になっています。


diNovo コンポーネント全景  diNovoとFD01D0 横幅比較


 手許のパームレストは、プラスチックに特殊な表面加工を施しているのでしょうか、シルクのように、しっとり滑らかな感触です。反面、手の脂分がテカりとして残りやすく、また爪など硬いものの引っ掻き傷もつきやすく、神経を使います。道具として遠慮なく使おうと思えば、割り切りが必要でしょう。MX-610、MX-700、MX-900、MX-1000などの、親指が触れる部分の質感とほぼ同じと言えば、より多くの人に理解して頂けるでしょうか。



■ キーレイアウト

 ⇒ 消失したScrollLock
 (おおむ)ね標準配列に忠実で、私の食指が動いた最大の理由です。しかしASCII配列版diNovo同様、まず目が行くのはDeleteでしょうか。Insertの領地を併合して縦2つ分のスペースになり、追放されたInsertは上へ逃れ、玉突きされたPrtScr/SysRqは右に転び、最終的にScrollLockが退場処分となっています。


Deleteまわりの標準配列との比較
Deleteは縦2マス分になり、ScrollLockは消失。

 このScrollLock、恐らく多くの人にとって、最も使われる頻度の少ないキーではないでしょうか。Excelあたりなら、辛うじてその価値を見出せそうですけれども。更に言うなら、パーツ交換の利きやすいメカニカルスイッチの場合、スペアとして役立つくらいのものです。


 ただ必要性はともかく、私の場合ブラインドで操作するとき、然るべきキーが然るべき場所にあることは、デバイスメーカーとの紳士協定と言ってもよく、安易に標準配列を崩すことに、戸惑いを禁じ得ません。特に左手でのCtrl+X/C/Vでそれぞれ、カット/コピー/ペーストをする代わりに、右手でShift+Delete(*1)/Ctrl+Insert/Shift+Insertを同じくらい多用する私にとっては、結構大きな違和感です。


 ⇒ F-Lockの必要性は?
 さて次に注目したいのは、Esc右横にあるF-Lockです。F1F12のファンクションキーを別の機能として使うための、ソフト的なトグルスイッチになっており、"Standard F Keys"と"Enhanced F Keys"の状態を往復します。デフォルトで割り当てられている機能は、メーラーでの返信・転送などのほか、汎用のUndo・Redo、"マイ コンピュータ"や"マイ ドキュメント"のショートカットなどですが、付属ソフト(SetPoint)で自由に変更可能です。


 と聞くと便利そうに思えるかもしれませんが、私にとっては先のキー配列の乱れと並び、頭の痛い問題となっています。私はEscを押すとき、ホームポジションから伸び上がって左手薬指で押すのですが、このF-Lockが実に(まぎ)らわしいのです。最初に出会うものを押下する、という薬指の運動記憶の所為(せい)で、ものの見事にF-Lockに通せんぼされてしまいます。鍵盤をdiNovoに変えると、(しばら)くはこの順応リハビリに苦しみます。


 と、これはごく私的事情ですが、皆さんにお聞きしたいのは、汎用ショートカットで事足りるこれらの機能を、わざわざ移動量の大きい3アクションF-Lock->F*->F-Lockを費やしてまでやりたいか? ということです。無論、各Fキーに割り当てられた、新機能を覚える努力も忘れなく、です。これがどのキーボードでも(あまね)く通用するのなら、覚える価値もまだ有りそうなものですが、Logitech社、それもごく最近のものに限られるのであれば、一体どれだけのメリットがあるのでしょうか?


 ⇒ 境界部の狭いキーピッチ
 またこのキーが1キー分の市民権を得ている上に、メインキー部分の左右両端も幾分狭い所為で、F1F12の位置と、4キーずつに分けられたブロックごとのキーピッチは、ブラインドで操作する人にとって、あまり有り難くないものに仕上がっています。同様に十字キー/Deleteキー部分とメインキー部分との間隔も狭く、標準的なフルサイズキーボードから乗り換えるには、幾分慣れが必要かもしれません。


 このdiNovoのデザイナーは、左右のベゼル部分に余裕を持たせ、色々なボタンを配置したかったのでしょうけれど、その(しわ)寄せがボディサイズという「外」だけでなく、キーピッチ・キーサイズ縮小という「内」にも向いているのは、なんとも悲しいことです。多用する半角/全角\(バックスラッシュ)が、一般のキーより5mmほど狭いことも、最後にお伝えしておきます。




■ レシーバー


 外見上はMCO-50などのそれと全く同じで、'03〜'04頃のLogitechワイヤレス製品によく見られた形状です。最近のスリムなものからするとやや大振りな印象ですが、'01頃のフラスコタイプに比べれば、延長コードの有無を選択できますし、ボディ自体も随分とスリムに映ります。ノートPCに挿して使っても、辛うじて実用の範囲内と言えそうです。


レシーバー比較
左下銀色がdiNovoRF版、その上メタリックレッドはMCO-50、右下の小振りのものはMX-610、フラスコタイプはCT-100(トラックボール)

 通信方式はFastRF27MHzで、公式HPにも操作距離:約1mとある通り、実用上快適に使える電波圏を考えると、正直なところ力不足は否めません。延長コードは公称値通り120cmありますので、スチール机や金属質の多い場所で使う向きには、特にありがたい付属品でしょう。


 ところでこの延長コード、単にUSBソケットを延長するだけでなく、PCからは立派な"Generic USB Hub"デバイスとして認識されており、CapsLockF-Lockのインジケーターを備えています。とはいえ必ずしもこの延長コードにレシーバーを接続する必要は無く、本体に直挿ししても充分に機能します。逆に幾分斜に構えた利用法ですが、この延長コードに他のUSBデバイスを繋ぐこともできます。




メーカー製品紹介ページ
http://www.logicool.co.jp/index.cfm/keyboards/keyboard_mice_combos/devices/134&cl=jp,ja

(*1)
エクスプローラー等のファイル操作では注意が必要です。Ctrl+Xのようなカットにはならず、ごみ箱を経由しないファイル削除になってしまいます。

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diNovo Edge 発売 
2006.10.04.Wed / 23:52 

新しいdiNovoがリリースされるようです。



diNovo Edge全体図

[Logitech Official Page](英語)
http://www.logitech.com/index.cfm/keyboards/keyboard/devices/192&cl=us,en

[engadget](日本語)
http://japanese.engadget.com/2006/10/03/logitech-dinovo-edge-bluetooth-keyboard/


 充電式Li-ionバッテリー駆動で、通信方式はBluetooth 2.0+EDR。今回はアイコン用バックライトや、ボリュームコントロール用のタッチスライドセンサー、ページスクロールなどが出来るTouchDiscなどを備え、先進性、話題性は充分のようです。ただ、従来のdiNovoとは違い、テンキーやマウスは付属せず、キーボード単体にdiNovoの名が冠されているようです。欧米での発売は11月、価格はUS$199.99とのこと。


 従来のdiNovoは、省スペースながら、一部を除いて標準配列を守っており、それが私の最大の購買動機でした。今回の製品は、デザインや新機軸には大きく惹かれるものの、この点が唯一最大の興醒めポイントで、実に惜しいと思っています。


 十字キーが右Ctrl部に食い込み、Delete部も縦2列(横幅2キー分)になりつつある最近の傾向を、私個人は心底苦々しく思っています。このように標準として定着した聖域を侵すよりも、むしろ左右両端の肥大化したフォルムと、その上に鎮座している、どうでも良い素人向けの目くらましをなんとかしてくれたら、本当に助かるのですが…。


 MicrosoftとLogitechといえば、最近の入力機器市場の牽引(けんいん)役と言って差し支えないと思うのですが、両社とも最近の新製品は軒並みこの傾向にあり、大きな違和感を禁じ得ません。皆さんはもう慣れたのでしょうか? むしろそちらの方が使いやすいと思われますか?


 と色々クダを巻いても、結局はいつか買うんだろうなぁ、自分。ともあれ、まずは皆さんに従来のdiNovoのレビューをお届けすべく、そちらに専念することにします。

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diNovoシリーズ 概観 
2006.09.01.Fri / 00:00 

diNovoシリーズのラインナップを、ひと通り時系列に沿って概観してみます。通信方式で大別して、Bluetooth版と、FastRF27MHz版の2種類があることを念頭に置くと、解りやすいかもしれません。




■ diNovo Media Desktop(Bluetooth 1.1)


 入力機器のメジャーブランドLogitech。初代モデルdiNovo Media Desktopは、同社から2003年10月、米国向けに発売されました(*1)


 各デバイスはBluetooth 1.1通信方式のワイヤレスで、キーボードはパンタグラフ方式の薄型、テンキーは液晶表示機能付きの分離タイプ、マウスは8ボタンで光学式の同社MX900同等品、その充電用クレードルはBluetoothドングルを兼ねており、USBを介してPCと接続されます。


 価格はUS$249.95。所有するだけでBluetooth環境が調(ととの)うとはいえ、マウスとキーボードのセットで、この値段は破格です。



■ diNovo Media Desktop(Bluetooth 1.2)


 翌年2004年11月には、Bluetooth機器間の相互干渉を抑え、接続速度やマウスの反応速度、それに省電力性などを向上させた、Bluetooth 1.2準拠モデルが発売されました。米国では従来の名前のままですが、欧州ではdiNovo Media Desktop 2.0と改められ、翌月に発売されています(*2)


 Ver.1.1製品と比べ、機器構成や外見上の相違は無いようで、内部的なマイナーバージョンアップと呼んで差し支えないようです。価格はUS$249。実質上の据え置きで、改善点も多いのですから、素直に歓迎したく思いますが、やはり破格です。



■ diNovo Cordless Desktop


 少し前の同2004年10月には、同社従来のFastRF27MHzに通信方式が変更され、マウスもCordless Optical Mouse for Notebooks(MCO-50)同等品に変更された、diNovo Cordless Desktopが米国で発売され、次いで日本・欧州でも、それぞれ日本版・欧州版が発売されました(*3)。キー配列は米国版はASCII配列、日本版はJIS配列、欧州版はEU(UK)配列となっており、主要3配列全てが揃っているのはこのRF版だけです。


 それぞれUS版がUS$149.95、日本版が¥19,800、UK版がGB£79.99。通信方式やマウスでコストダウンを図っているとはいえ、結構なお値段です。



■ diNovo Media Desktop Laser


 2005年10月、通信方式をBluetooth 2.0+EDRに強化し、マウスをBluetooth版MX-1000にした、diNovo Media Desktop Laserが発売されました(*4)。従来はマウスクレードルを兼ねていたドングルが独立し、USBメモリタイプとなっています。またマウスクレードルはすっきりスリムなデザインとなり、純粋に充電台として機能するようになっています。


 価格はUS$199.99。マウスもグレードアップし、$50近く値下げされたのは朗報ですが、購入にはまだ少し勇気が要りそうです。ちなみに欧州モデル(EU配列)も同時期に発売され、こちらはGB£159.99。



■ diNovo Edge


 2006年11月、従来のスタイリッシュな外観に更に磨きをかけ、多くの新機軸を導入したdiNovo Edgeが発売されました(*5)。通信方式はBluetooth 2.0+EDR、バッテリーはdiNovoシリーズ初のLi-ion充電式、その他にもバックライティング機能やTouchDisc搭載など、従来モデルには無い目新しい機能が、ふんだんに盛り込まれています。(⇒関連拙記事)


 今回はマウスやテンキーは付属せず、キーボード単体でUS$199.99。欲しいと思った人は、その勢いで買わないと、冷静になってしまったらためらってしまいそうな金額です。ちなみに本モデルにも、Enter左Shift右Altに特徴のある、EU配列(リンク先(*1)/(*2)参照)が存在し、UK配列のものと、YZのキーが入れ替わり、ウムラウト付き文字なども刻印されたGerman配列のものを現時点で確認しています。それぞれGB£149.99/€199.99。


 2007年8月、配列などの仕様はそのままに、パームレスト部のロゴが"Logitech"から"Logicool"に変更され、日本国内向けに発売されました(*6)。価格は¥24,800。これまでは入手するとなると、個人輸入か国内の一部通販に頼るしかなく、製品保証もありませんでしたので、今回の正式発売を歓迎する向きも多いことでしょう。(⇒関連拙記事)




 最後に各モデルの通信方式とキー配列対応状況を表にまとめてみます。

diNovo モデル別 通信方式・キー配列 対応表
モデル名 通信方式 配列
ASCII EU JIS
diNovo Media Desktop Bluetooth
1.1
×
diNovo Media Desktop Bluetooth
1.2
×
diNovo Cordless Desktop FastRF
diNovo Media Desktop Laser Bluetooth
2.0+EDR
×
diNovo Edge Bluetooth
2.0+EDR
×



[参照用リンク]
(*1)
diNovo Media Desktop(Bluetooth 1.1)
Logitech プレスリリース [英語]

(*2)
diNovo Media Desktop(Bluetooth 1.2)
Logitech プレスリリース [英語]
マイコミジャーナル 紹介記事 [日本語]

(*3)
diNovo Cordless Desktop
Logitech プレスリリース [英語]
Logitech 製品紹介 [英語]
Logicool プレスリリース [日本語]
Logicool 製品紹介 [日本語]
マイコミジャーナル 紹介記事 [日本語]

(*4)
diNovo Media Desktop Laser
Logitech プレスリリース [英語]
Logitech 製品紹介 [英語]

(*5)
diNovo Edge
Logitech プレスリリース [英語]
Logitech 製品紹介 [英語]

(*6)
diNovo Edge 国内発売版
Logicool プレスリリース [日本語]
Logicool 製品紹介 [日本語]
マイコミジャーナル 紹介記事 [日本語]

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